【テレワーク】withコロナで時代到来か!?F5ネットワークス(FFIV)

こんにちは。
いも次郎です。

今回紹介するのはF5ネットワークス(F5 Network Inc, FFIV)です。

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企業概要

F5ネットワークスはロードバランサーやインターネットセキュリティ、クラウドサービスを提供している会社です。

インターネット上でアプリケーションを起動する際、複数のサーバーで分散して処理するという手法がとられることがあります。

これは一つのサーバーの負荷を軽減したり、サーバーダウンのリスクを分散できたりと、メリットが多い手法です。

複数のサーバーで分散処理するための装置がロードバランサーです。

F5ネットワークスはこのシステムを提供しています。

また、SSL-VPNというセキュリティ対策を講じたリモートアクセスを可能とする技術を提供しています。


いも次郎は正直このあたりの知識が疎いので、説明がグダグダかもしれません。。。お許しください。。。

F5ネットワークスの製品は大規模アプリケーションのサーバー運営のサポート、テレワーク等で外部から社内へリモートアクセスする体制の構築等、主に企業向けとなります。

このコロナ禍においてテレワークの普及が進むのは確実ですから、これらの製品のニーズは加速度的に増えてくると思います。

そんなF5ネットワークスですが、さっそくデータを見ていきましょう。

データ分析

さて、まずは損益計算書を見ていきます。

損益計算書(単位:ドル)

ここ数年は毎年しっかり純利益を出しています。

形も安定していますね。

営業費用の割合が高いようですが、マーケティングや営業に力を入れているようです。

売上高推移(ドル)

緩やかではありますが、しっかり売上高は増加しています。

ここ数年世界はデジタル化が劇的に進んでいますので、この傾向はうなずけます。

営業利益率(%)

営業利益率も高水準で、かなり安定していると思います。

今まで複数企業を見てきましたが、やっぱりIT系の営業利益率は高めですね。

EPS(ドル/株)

一株当たりの純利益を表すEPSですが、2019年で若干落ち込んではいますが、こちらもまぁ上昇傾向と言えるのではないでしょうか。

株主還元

続いては株主還元について見ていきましょう。

まずは一株当たりの配当金(ドル)と配当利回り(%)ですが、F5ネットワークスは無配株です。

ただF5ネットワークスはBuyback(自社株買い)をすることでも株主還元しています。

Buyback(自社株買い)とは文字通り自社の株を買い戻すことで、市場に流通している株式数を減少させます。

流通している株数が減少すれば一株当たりの価値が相対的に高まり(つまりEPS等が高まり)、それにより株価が上昇し、キャピタルゲインにより株主に還元するという手法です。

Buybackを含めた利回りは次の通りです。

利回り的には高めですが、こちらは減少傾向です。

さらにBuybackということで、いも次郎的には若干評価低めになってしまいますね。

株価の推移も見ておきましょう。

アルファベットなどの巨大ハイテク銘柄のような右肩上がりはやっぱり難しいんですね。

Buybackしてもこの株価の推移であれば、株主に還元できているのか微妙ですね。。。

貸借対照表(単位:ドル)

次に貸借対照表を見ていきましょう。

まずは流動資産でほぼ全負債を賄えるこの形はとても評価できます。

2019年は負債が増えていますが、それでもかなりいい形だと思います。

あまり気になるほどではありませんが、IT系の割には固定資産多めですね。

自己資本比率(%)

自己資本比率も高水準を維持していると思います。

財務的にはかなり安心です。

ROE(%)

純資産からどれだけの利益を生んでいるか、つまりいかに効率よく利益を生んでいるかを表すROEですが、こちらも30%前後で高水準だと思います。

よって、財務的にはかなり健全で、さらに効率よく利益を出しているのではないかなぁと思います。

キャッシュフロー(単位:ドル)

最後にキャッシュフローを見ていきましょう。

毎年安定して営業キャッシュフローを生み出していると思います。

投資もしっかりしつつ、営業キャッシュフローとのバランスもいい感じですので、キャッシュフローの形も高評価です。

結論

データから10点満点で下記の4項目を評価します。

利益安定性 (ストレスフリー度)7 / 10 点
財務健全性 (ストレスフリー度)8 / 10 点
株主還元性 (わくわく度)3 / 10 点
成長性 (わくわく度)7 / 10 点
あくまで主観なので、最終的にはご自身で評価してください

今回はまぁまぁ高評価かなぁと思います。

利益安定性は、売上高も緩やかに増加傾向、営業利益率・営業キャッシュフローがとても安定しているので、高評価の7点です。

財務健全性は、流動資産が多く、負債も少ない、自己資本比率も高水準を維持と、かなり財務的にはいい傾向だと思いますので、利益安定性より高評価の8点を付けました。

株主還元性は、Buybackだけなのに株価がいまいち上がっていないということで、まぁ、評価できませんね。。。

最後に成長性ですが、売上高が増加しており、ROEが高く効率的に富を生み出している、さらにアフターコロナでのテレワーク関連需要上昇も期待できますので、こちらも評価高めの7点としました。


今回はまぁまぁ高評価でしたが、まだまだ初心者で勉強不足のいも次郎の甘々分析です。

評価を鵜呑みにせず「こういう考え方もあるんだ」ぐらいにとどめておいてくださいね。


なお、本銘柄の売買を推奨するものではありません。
読者の本ブログの情報を基にして行う投資判断の一切について責任を負うものではありません。
売買はあくまでご自身で判断し、自己責任でお願いいたします。


That’s all !!

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